精子は形が悪いもの、良いものが混在しています。正常な形態をした精子の割合(正常形態率)が高ければ高いほど良いとされています。
精子は形が悪いもの、良いものが混在しています。正常な形態をした精子の割合(正常形態率)が高ければ高いほど良いとされています。
「正常形態率の測定について」
精子を染色し撮影する作業は煩雑なため、医療機関の精子検査でも通常は患者さんには提出されないことが多い精子の画像を、高感度カメラで撮影して提出いたします。採取していただたいた精子を染色し、約1000倍率に拡大した写真で精子形態をご自身の目で確認することができます。
世界保健機関(WHO)では、正常形態精子率を4%と定めているため、この基準を下回った場合には奇形精子症とみなされます。奇形精子が多い場合には自然妊娠が難しくなり、治療が必要になる場合があります。
下記は形態が正常な精子と異常な精子を一覧にしたものです。ご自身の検査結果と比較することができます。
WHOの基準値では、精子形態正常率が4%以上となります。
正常な精子
異常な精子